スーラジクンドクラフトメラ2016のようすをちょっとお伝えします。
日本では毎年代々木公園で日本最大のインドイベント「ナマステ・インディア」が開催されています。かなり規模の大きなお祭りですが、スーラジクンドクラフトメラは開催期間も開催場所もナマステ・インディアの10倍ほどの規模があります。
インド中から工芸家や演奏家が集まるほか、30各国からさまざまな工芸家や演奏家が集ってさまざまな催し物を開催しています。期間は15日間。スーラジクンドで最大のお祭りです。
会場には移動式の遊園地も設営されてています。日本ではもう見ることがなくなった遊園地ですが、あまりにアクロバティックな遊具に参加している方はみな絶叫と笑顔で愉快な空間でした。
インドの衣装やインバイトされた周辺各国の衣装は原色ベースでとても艶やかなのです。その中でも、藍染めの法被と鼓遊の文字はだいぶ目立っていました。藍色でしかも構造が法被というのは目を引くものだったようです。
目と言えば、理由はわかりませんが、スーラジクンドクラフトメラのさまざまなオブジェクトには目が描かれていました。これが文化的なものなのかよくわかりませんが、とにかくいろんなオブジェクトに目が描かれていました。
印象的だったのは、演奏者も閲覧者もメディア関係者も、とにかくセルフィー(自分で自分の写真を撮ること)が大好きだということです。海外のメディアではよくセルフィーが話題にあがりますが、それを超えてセルフィーな空間だと感じました。ある種ステータス的なものがあるようでした。
彼らはインドの南に位置する島国のアーティストです。パーカッションとボイスをベースとした演奏をする方々で、みなさん高校生ということでした。素晴らしいリズム感に躍動的な演奏、そして鼓遊ともセッションを楽しみましたし、とても気のいい奴らでした。
法被が珍しかったのか、こんなショットもありました。
彼らはとても高い、よくわかりませんが竹馬的なものを使った大道芸的なパフォーマンスをしている方々でした。ほかの演奏者の演奏に入っていってセッションをするなど、愉快なパフォーマンスを見せておられました。
今の日本ではあまり見かけなくなりましたが、袋入りの飲み物も屋台で売っていました。すっぱい豆乳のような飲み物でした。腸によさそうな味です。
スーラジクンドクラフトメラにはインド中の工芸者と周辺各国の工芸者、クラフトマンが集まっています。さまざまな国の工芸品が販売されています。上の絵はそうした工芸品のひとつですが、さまざまな工芸品が扱われていましたし、近くにホテルをとってこのお祭りを数日間にわたって楽しむのは充分に楽しいことだなと思いました。
ほとんど日本の方を見かけることはありませんでしたが、それでも数名日本の方をお見かけすることもありました。いきなり現れた和の空間に驚いておられるような風でした :)