2012年3月29日木曜日

合宿二日目

合宿二日目は入り太鼓、新曲、松風、屋台囃子の稽古を実施。演奏する曲は参加するメンバーによって変わってきます。このため、メンバーの都合がつかない場合は、長い間演奏しない曲が出てきます。そうした曲は一から構成を確認しながら同じクオリティまで引き上げをはかります。


琴は演奏中に徐々にピッチが変わってしまうので、隙をついてはチューニングする必要があります。琴の演奏者は楽器の特性としてこうした調整の癖をつけることが大切になります。


スチール・パンも叩く部位によってピッチが変わりますので、叩き方や叩くポイントなどを探って調整します。


歌唱は最初に正しい音階で歌い出せるかどうかがポイントになります。ガイドになる音が少ないので、少ない音の中から相対音を掴み、その場の雰囲気に応じた声を出せるかどうかが重要になります。


音楽的な要素以外にも舞踊的な要素、演劇的な要素を強く求められる楽器が担ぎ桶です。子供の場合は体力的な困難があり、大人の場合にはそうとう大きく動き演奏力を発揮しないとつったっているように見える面白くないという難しさがあります。


合宿二日目の稽古もだいたい12時間ほどでした。週2回の定例稽古ではどうしても間が開くため詰められない部分が、こうした合宿形式だと一気に短縮できるという利点があります。

みなさまお疲れ様でした。