2012年4月26日木曜日

道場にて稽古 : 琴のボリューム感アップ

和太鼓がほかの楽器と最も異なるのは、「演奏するにあたってアンプリファイアを必要としない」という点にあります。アンプを介在することなく、演奏者の音が直接リスナーに届くところに、この楽器の最大の「魅力」があります。

このため、テンポが揺れていたり演奏があまりうまくなくても、やる気や気合である程度補えるというところがあります。和太鼓という楽器の特性が、こうした状況を生み出していると言えます。




ただし、そうした楽器の特性と演奏の良し悪しはまた別問題です。やる気や気合だけを持ち続けていれば上達するかといえば、そういうわけではなく、音階や音律、テンポといったものができた上で、和太鼓を演奏するという方が、今後の演奏に伸びしろが期待できます。

楽器の関係もあって、特定の曲はほとんど道場だけで稽古をしています。音階のある曲を主に道場で稽古することになるのですが、こうした稽古は音楽的な下地を引き上げる貴重な時間になっています :-)