本日の稽古は前半は第3回 太鼓で結ぶ地域の絆コンサートを想定した口唱和による転換稽古を実施しました。時間的に稽古が追いつかないものに関しては、口唱和のまま通しで演奏をします。
口唱和はとても大切で、口唱和の状態で演奏を表現できていないようだと、実際に楽器を演奏しても表現できていないことがほとんどです。楽器がなくとも、口唱和でどこまで同じ表現ができるのか、ここもすごい大切な稽古です。
後半は鼓桜さんがご訪問くださいまして、太鼓で結ぶ地域の絆で共演することになる曲の稽古をおこないました。短い時間のなかで素早く内容を理解してくださり、とても助かりました。
鼓桜(こおう)さんは、鼓遊の顧問である高橋氏が率いる和太鼓チームで、鼓遊と兄弟関係のような立場にあります。鼓桜さんには子供たちで構成された小桜さんというチームもありますので、鼓遊、鼓桜さん、小桜さんは家族的な関係にあります :-)
稽古の最後は、頭たっての希望で、屋台囃子の演奏配置を変更し、その変更に対応した稽古をして締めました。頭は大太鼓と屋台囃子についてはとくにこだわりが強く、配置する演者にこだわります。これが鼓遊らしさにもつながっているといえます。
