2013年5月6日月曜日

稲城向陽台 手づくり市民まつり 2013 5/5 おまけ

2日目の準備のようすです。鼓遊は日によって参加できるメンバーが変わります。演奏場所も手づくり市民まつりのように公園だったり、学校の体育館、介護施設のホール、小さいステージから大きなステージまでさまざまです。搬入できる楽器にも通路の関係などから限りがあることもあります。

石崎幸治氏撮影


鼓遊の作る組曲は複数の和大鼓や楽器に、複数のメロディラインを用意して、それらの組み合わせで演奏します。ですので、演奏する前に参加できるメンバーに合わせて、「今日」は「誰」が「どの楽器・太鼓」で「どのパート」の「どのバージョン」を演奏するかを打ち合わせる必要があります。

いきなり初パートを与えられると、本番の最中に曲が途中で崩壊することがありますが、それでも誰かがフォローしてやり切るのが鼓遊流。演奏中に助け合う「和」の精神こそが木崎の真骨頂です。

転換も考えて、打ち合わせの間に曲の構成を変えることもありますし、つなぎに関しては最後の最後まで決まらないことがままあります。現場の状況を見ないと判断できないことが多いからです。


鼓遊の場合さらに状況を難しくしているのは、演奏者が成人から小学生まで多岐に渡るという点にあります。成人だけであれば2、3の言葉のやり取りで通じるものの、小学生となるとそうもいかないからです。構成図を導入したり、フィルベースのギミックを入れるなど工夫をしますが、まだまだこのあたりは改善の余地があります。


手づくり市民まつりの演奏を通じて、いろいろと得るところがありました。チャリティーコンサートまであと1ヶ月。稽古を加速させて最後の追い込みをかけます。

6月9日は駒澤学園の記念大講堂でお会いしましょう!

撮影
石崎幸治氏
問合せ先 鼓遊事務局 木崎
電話/FAX 042-377-5968
携帯 090-9231-0205