2012年7月16日月曜日

大麻止乃豆乃天神社夏祭りにて演奏

本日は大麻止乃豆乃天神社 (おおまとのつのてんじんじゃ)夏祭りにて演奏してまいりました。大麻止乃豆乃天神社は稲城市大丸にある神社です。背後に城山(現・向陽台)を抱え、どうやらもともとは多摩川の渡河点に絡んだ船着場から、この名称が来ているのではないかと考えられます。


大麻止乃豆乃天神社夏祭りは実に素晴らしい晴天に恵まれました。真夏並みの日差しのなか、神主さまの厳かな進行で祭りははじまります。


これは大麻止乃豆乃天神社にある大太鼓です。4尺ほどはあろうかという大きな太鼓です。


この大太鼓には専用の叩く手順があり、頭は熱心にその方法と理由を聞いていました。


今回鼓遊が大麻止乃豆乃天神社の夏祭りに参加させていただくということで、わざわざ日除けの傘を設置してくださいました。照りかえる太陽の下、傘の下で出番を待つメンバー達。


本日は神主さまが神社へ登る時の送り太鼓、山車が町を廻るための送り太鼓、祭り間の組曲ベースの太鼓、山車が戻ってくるときの迎え太鼓を演奏しました。本日の組曲は入り太鼓、以心伝心、波の花、大太鼓、屋台囃子です。波の花は若年層ベースの新しい構成での演奏としました。



ありがたいことに、組曲の演奏でも、迎え太鼓でもアンコールのお声がけをいただきました。組曲ではアンコールとして盆太鼓を、迎え太鼓では編曲した入り太鼓を演奏させていただきました。


大麻止乃豆乃天神社の夏祭りは、大太鼓を叩いて神さまにおいでいただいたのち、山車で町をまわりながら、福を分けていくというのが、その習わしということでした。大太鼓にはそういった意味があったんですね :)

真夏を想起させる熱気のなか、関係者各位、お疲れさまでした。熱気の溢れた素敵な夏祭りだったと思います!