2012年8月17日金曜日

演出の難しさ、転換演奏、すべてを含めての「演出」ということ

表現したいことと、実際の演奏の場というのは、かなりの開きがあります。演奏する側は、演奏する場所の条件を考慮しながら、どういった演出をするか、どういった演奏をするか、どういった転換をするかを考案していきます。


下は条件を加味しつつ、どのような演出をするべきか議論しているところ。


下は、1日の稽古を終えてもはや体が動かないレベルで衰弱しているところ。


和太鼓の難しさは、アンプを介さないので、アンプの仕事を演奏者が負うところにあります。音量や音圧は自分であげる必要があるということです。音圧をあげれば、その分だけ楽曲がおろそかになります。かといって演奏に注力すれば、音は弱く、音圧はそれなりのレベルまで下がります。音圧が感動を呼ぶところがあるので、まさにこのあたりは難しいところです。和太鼓ジレンマと言ってもよいかもしれません。

そうならないように日々稽古するわけですが、1日やそこらで実現できる話ではないので、できるだけ毎日稽古して体力を保ちながらそういった繊細なこともできるように練習していきます。

明日も合宿です(´ω`)