2012年8月18日土曜日

幕間のひとこま : 鼓遊らしい鼓遊

どれだけ真剣な話をしていても、いきなり遊びだせるというのが鼓遊の面白いところです。鼓遊の本質を表すとすれば、それは「鼓」であり「遊」である、ということ。どれだけ厳密に演奏や技術を追い求めても、常に背中越しに「遊」がある。これが鼓遊です。カメラが向くと即座に反応します。



和太鼓には原始的な楽しさが本質としてあります。人の力で大きな音を出したときの感動、それが和太鼓の魅力の原点です。楽譜にとらわれた演奏をするよりも、この原始的な感動を大切にした方が心に届く演奏になるというのも、和太鼓の一面です。

それがゆえの「遊」。どれだけ厳密にやっても、失うことのない音を楽しむ姿勢。大きな音を自分が出す感動。それが重なって別の次元の楽しさを生んだときの感動。それが鼓遊の和太鼓に見いだす楽しさの原点です。

それがゆえの鼓遊。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。