コンサートを終え、鼓遊の稽古は夏の盆踊りに向けて盆太鼓が中心になります。
今日は稽古のはじめに、盆太鼓の基本中の基本である「形(かた)」をやりました。
腰を低く落として構え、「やー!ドドン!」と右脚から左脚へと体重を移動させながら打ちます。
盆太鼓ではこの左右の体重移動が肝心で、鼓遊の他の曲にはない動きなので、上級者も初心者も全員初心にかえって形の稽古を繰り返しました。
そこへ突如、休会中のメンバー2人が稽古に顔を出してくれました!!
はじめは「見学しに来ました」なんて言っていた2人ですが、稽古に来たからには一緒にやらない訳にはいきません。
一緒に形、バチ回し練習、盆太鼓の稽古をすることに。
形の稽古の様子
久しぶりのバチ回し練習に悪戦苦闘
盆太鼓
久しぶりに一緒に稽古ができてとにかく楽しい
同世代三人
「ブランクがあるので動けません」と遠慮がちだった2人ですが、太鼓を打ちたくて仕方ない様子はやはり現役時代を思い出したのでしょう。
最後の屋台囃子では、先輩としての意地を見せて本気モードに。
かつての仲間の本気モードを見て現役メンバーも触発され、全力で打ちこんでいました。
こうやって一度は太鼓から離れた仲間が、また太鼓を打ちたくなった!と戻ってきてくれるのは本当に嬉しいことです(*^_^*)
厳しい稽古も、楽しい思い出も共に経験した仲間なので、当時のいろんな思いが蘇りました。そして改めて、人と人を強い絆で結んでくれる太鼓の力を感じました。
今日はみんな気持ちが明るく勢いがあり、大変気持ちの良い稽古になりました!
タカ、俊希、ありがとう!!
~おまけ~
メンバーの一言
コンサートから一週間ほど経ちました。短時間でしたが久しぶりに演奏した感覚は爽快感と程よい緊張感があり、受験で鈍った心身にとても良い刺激になりました。今日は気の合う仲間の生き生きとした顔が見れ、共に叩くことができて楽しいひとときを過ごせました。
千葉 崇弘
私は休会していたため、今日久しく行っていなかった練習に行かせていただきました。そこで、太鼓を叩かせてもらったところ、太鼓の感覚は頭では忘れていても身体がしっかり覚えていて安心しました。そして、太鼓を打ち抜く爽快さも思い出しました。
久しぶりのメンバーも一段と上達しており、コンサートを通して改めて鼓遊の成長を感じました。
藁谷 俊希