2012年8月8日水曜日

琴のチューニングと唄の稽古

先日の稽古で、自分で琴のチューニングもできないようでは、演奏に対する配慮もたかが知れているというご指摘をいただきました。今日の稽古では琴柱がついていない琴を、自分が求める和音を奏でることができるように調音を行いました。


和音のコードを覚えていないので、実際に演奏して音を探りながら、別の楽器で使っていた和音を探していきます。コードを覚えていないあたり、これまで配慮に欠けていたことを実感します。


チューニングの間、別のメンバーは唄の稽古を実施しました。松風ではC、G、Cの和音がベースになりますので、特にこの音がすぐ出せるように練習します。



琴を叩くのは、精密に弦を選ぶ力、繊細にかつはっきりと音も出せる動きが要求されます。締太鼓や宮太鼓のテクニック向上にも通じるものがあり、新しい発見があったりと興味深い楽器です。